つっちーAIノート

ChatGPTでテスト勉強の計画を立てる質問文|1日30分の7日間プランを作って比較

学習計画のノートとタイマーを並べた机のイメージ(AI生成)

テスト勉強を始めたいのに、何をどの順番で進めるか決められない。そんなとき、ChatGPTに計画のたたき台を作ってもらう方法があります。

今回、同じ「割合」と「一次方程式」を題材に、短い依頼と、日数・使える時間・苦手分野を伝えた依頼を比べました。条件を加えた回答では、1日30分の内訳と、終わったかを確認する方法が表になりました。

さらに、1日勉強できなかったという設定で、残りの計画も組み直しました。この記事では、実際に返ってきた計画の違いと、コピーして使える質問文を紹介します。比較したのは計画の内容で、実際に7日間勉強した結果ではありません。

今回試した条件

2026年9月9日、PCブラウザ版ChatGPTで、検証用の架空条件を入力しました。比較操作と記録にはAIアシスタントを使用しています。

※スマホでは表を横にスクロールできます。

項目 条件
題材 中学数学の割合・一次方程式
勉強する期間 今日を1日目とする7日間。テストは8日目
使える時間 復習・答え合わせを含め、1日30分まで
苦手という設定 割引の文章題、分数を含む一次方程式
教材という設定 自作メモと練習問題。問題数・ページ数は伝えない
利用環境 Proアカウント、通常のChat画面、モデル選択欄の表示は「Instant」

短い依頼と条件付きの依頼は、別の新しいチャットで各1回試しました。アカウントのメモリやカスタム指示は変更していないため、その影響を取り除いた実験ではありません。

比較したのは、生成された計画の内容です。実際に7日間勉強した記録や、成績が上がったという検証ではありません。無料版での動作や、別のモデルで同じ結果になるかも、今回の確認には含めていません。

短くお願いすると、1日45〜60分の計画が出た

最初に入力したのは、次の一文です。

中学数学の「割合」と「一次方程式」のテスト勉強計画を作ってください。

返ってきたのは、おすすめとして示された「7日間・1日45〜60分」の計画でした。割合の基本、文章題、一次方程式、苦手克服、テスト形式、最終確認という流れです。

苦手克服や間違えた問題の解き直しは、短い依頼でも入っていました。一方、1日30分で取り組みたい場合には、そのまま使うと時間が合いません。

ここでは、まだ30分という上限を伝えていません。ChatGPTが時間の指示を無視したのではなく、こちらの条件を知らないまま目安を提案した、という結果です。

短い依頼への回答で、1日45〜60分の目安が示された計画表の冒頭
短い依頼への実際の回答(一部抜粋・タップで拡大)。時間の上限はまだ伝えていません。

日数・時間・苦手分野を追加してみた

別の新しいチャットで、同じ題材に条件を加えました。

中学数学の「割合」と「一次方程式」のテスト勉強計画を作ってください。

以下は検証用の架空の条件です。
・勉強できるのは今日を1日目とする7日間で、テストは8日目です。
・1日あたり30分まで使えます。復習や答え合わせも30分に含めます。
・範囲は、割合(百分率・割引・増減)と一次方程式(移項・分数を含む計算・文章題)だけです。
・百分率と移項の基本は分かりますが、割引の文章題と分数を含む一次方程式が苦手です。
・手元の教材は、この範囲の自作メモと練習問題です。問題数やページ数は伝えていません。

7日分を「日/やること/時間の内訳/終わったか確認する方法」の表にしてください。
苦手分野を優先し、前に間違えた問題を見直す時間も含めてください。
存在を確認していない教材名やページ番号は作らず、不足情報は不足と書いてください。
30分に収まるよう、取り組み切れない場合に後回しにすることも示してください。

この回答では、7日すべての時間内訳が合計30分になりました。例えば1日目は「基本確認5分・割引問題15分・答え合わせと解き直し10分」です。

2日目には、苦手と伝えた分数を含む一次方程式が入りました。また、問題数やページ数が分からないことを明記し、固定のページ番号や問題数を指定せず、時間で区切る計画になっていました。

この計画を読んだ時点では、分かりやすいと感じました。ただ、今回は実際に問題を解いていないので、学習量が自分に合うかまでは判断していません。

条件付きの依頼に対し、基本確認5分・練習15分・答え合わせ10分などが示された計画表の冒頭
条件付きの依頼への実際の回答(一部抜粋・タップで拡大)。教材の問題数・ページ数は不明とされています。

※スマホでは表を横にスクロールできます。

比較した点 短い依頼 条件を加えた依頼
期間 おすすめとして7日間を提示 指定した1〜7日目を提示
1日の時間 45〜60分 各日の内訳が合計30分
苦手への対応 苦手克服の日を用意 割引の文章題・分数方程式を早い段階から配置
復習 解き直しや最終確認あり 各日の時間内訳に答え合わせや解き直しを記載
学習量の決め方 10問・15問などの目安あり 問題数が不明として、時間で区切る
終了の確認 全体の目標を提示 各日の確認方法を表に記載

この比較から確認できたのは、条件を伝えたほうが、今回の「1日30分」という枠に合わせた案になったことです。いくつかの条件をまとめて追加しているため、どれか一文だけの効果とは言い切れません。

1日勉強できなかったら、残りの日を組み直す

条件付きの計画が出たチャットで、続けて次の質問をしました。

次は架空の状況変更です。
1日目の予定は完了しましたが、2日目は勉強できませんでした。
3日目から7日目までの残り5日間で組み直してください。テストは8日目のままで、1日30分の上限も変えません。
未実施分を全部上乗せせず、残す内容と減らす内容、その理由を示してください。

返ってきた計画では、未実施になった分数の一次方程式が3日目に移されました。割引の文章題や間違い直しを残し、理解済みと伝えた百分率・移項の基本や、新しい問題を大量に解く時間を減らす説明もありました。

3〜7日目の時間内訳は、すべて合計30分。残り5日間で150分でした。休んだ日の30分を、後の日へそのまま追加する計画にはなっていませんでした。

予定が崩れたときは、残り日数だけでなく「時間の上限は変えない」「何を減らすかも示してほしい」と伝えると、見直した案を確認しやすくなります。

2日目を休んだ設定で、分数の一次方程式が3日目へ移された再計画の冒頭
架空の状況変更に対する実際の回答(一部抜粋・タップで拡大)。残り150分を再配分しています。

表の時間が合っていても、そのまま達成できるとは限らない

今回の回答には、「間違えた問題を解き直せたら完了」などの確認方法がありました。ただし、苦手な問題を理解するまでに何分かかるかは、計画表だけでは分かりません。

そのため、「表の合計が30分」と「問題を全部30分で終えられる」は別に考える必要があります。時間になったらいったん止め、解けなかった内容を記録して、次の計画に反映する使い方が現実的です。

採用する前には、次の点を自分で見ておきたいところです。

  • 試験範囲にない単元が追加されていないか。
  • 答え合わせや復習を含めて、使える時間に収まっているか。
  • 手元にある教材で取り組める内容か。
  • 苦手な問題が多い日に、量を減らす余地があるか。

OpenAIの公式資料でも、試験範囲や使える時間を伝えること、不明な範囲を作らせないこと、実施後の状況に応じて計画を調整することが案内されています。試験学習の組み立てに関する公式資料

自分の条件に置き換えて使う質問文

次のテンプレートは、今回の結果を踏まえて整理した編集案です。この文面そのものの追加検証はまだ行っていません。

【科目・試験範囲】のテスト勉強計画を作ってください。

・勉強できるのは今日から【日数】日間で、テストは【日付】です。
・1日に使える時間は、答え合わせと復習を含めて【分数】分までです。
・理解できている内容は【内容】です。
・苦手なのは【内容】です。
・使う教材は【自分が使える教材と、その範囲】です。

「日/やること/時間の内訳/確認すること」の表にしてください。
教材や試験範囲について分からないことは作らず、確認が必要と書いてください。
時間内に終わらない場合に減らす内容と、次回へ回す内容も示してください。

自分の試験で使うときは、実際の範囲と予定に置き換えてください。教材を添付する場合は、共有してよい資料かを確認し、名前など不要な個人情報は含めないようにします。

計画ができたら、理解しにくい内容を確かめたり、間違えた問題を復習したりする段階へ進めます。具体的な使い方は、ChatGPTの学習モードを試した記事と、間違えた理由を解説してもらう質問文の記事にまとめています。